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2023年秋の旅[水戸]

2023107

特急ひたち9号で、水戸駅に向かいます。JR上野駅11時発のはずが、架線のトラブルで1時間半も遅れて出発。水戸駅到着が午後1340分になってしまいました。


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水戸黄門と助さん、格さん像が迎えてくれます。

 

1 弘道館

閑谷学校、足利学校とともに、近世日本の教育遺産である水戸の弘道館に行ってきました。弘道館は1857(安政4)年に徳川斉昭(1800–1860)によって開設されました。藩校としては全国一の敷地規模だそうです。


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正門(重要文化財)が迎えてくれます。


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中心となる建物は正庁・
至善堂(重要文化財)です。正庁諸役会所、正庁正席の間、至善堂御座の間などを見学しました。


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時間の関係で今回は行かなかったのですが、聖域とされる一画には、孔子廟(復元)、鹿島神社、八卦堂(復元)、学生警鐘があります。

学問を学ぶ文館、武術を修練する武館、さらに医学館、天文台、馬場、調練場などがありました。1872(明治5)年の学制発布により弘道館は閉鎖され、現在は水戸市立三の丸小学校、茨城県立図書館、茨城県三の丸庁舎になっています。

 

2 水戸城跡

水戸徳川家の居城だった水戸城は、尾張徳川家の名古屋城、紀伊徳川家の和歌山城に比べると地味な印象です。


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2020
年に復元された大手門を抜けると、左手は現在、水戸市立水戸第二中学校になっています。

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『大日本史』が編纂された水戸彰考館跡に、「水戸城跡二の丸展示館」があり、水戸城の復元模型などが展示されていました。

右手が旧二の丸です。現在は茨城大学教育学部附属小学校・附属幼稚園、茨城県立水戸第三高等学校になっています。


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その間の細い道を歩いて、御三階櫓跡からさらに進むと、
2021年に復元された二の丸角櫓があります。

旧本丸は茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校になっています。ここに薬医門が移築されています。

 

3 偕楽園

岡山後楽園、金沢兼六園とともに日本三名園といわれている水戸偕楽園を散策しました。


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ガイドブックのおすすめコースに従い、表門から一の木戸を抜け、孟宗竹林、大杉林、中門から好文亭へと歩きました。


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好文亭の三階の楽寿楼からの眺めは格別でした。


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好文亭からは見晴広場、東西梅林を通って表門へ戻るのがおすすめコースだったのですが、観梅の季節でもないし、歩き疲れたし、少し暗くなってきたし、……ということで、東門から出ることにしました。


# by imadadesign | 2023-10-14 10:47 | 四季の旅