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「高尾山口駅」に行ってきた

高尾山口(たかおさんぐち)駅の駅名表示に「きざはし金陵M」が使われているとの情報があり、それでは行ってみようと思い立った。高尾山口駅は、京王電鉄高尾線の終着駅であり、高尾山へのアクセス駅である。1967年の開業から50年を経て、昨年(2015年)春にリニューアルしたとのことである。
高尾山口駅のホームに降り立つ。駅のホームには杉材を多く使って、和の空間が演出されているようだ。案内板の「高尾山口」という駅名が目に飛び込んできた。すこし加工してあるものの、「きざはし金陵M」のようだ。

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改札を出て、駅舎を振り返ってみる。この駅舎の設計を担当したのは世界的に有名な建築家の隈研吾氏だそうだ。木組みによるダイナミックな屋根は高尾山薬王院をイメージしたという。駅舎の外装、内装にも杉材が多く使われている。東京都指定天然記念物である「高尾山のスギ並木」にちなんだのだそうだ。表玄関の「高尾山口駅」という看板は、近くから見るとカッティングはかなり粗いのだが、少し遠くから見ると「きざはし金陵M」をベースにしたものだと思われる。もうひとつの「高尾山口駅」という看板も同様である。

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高尾や八王子の観光情報を手に入れることができる「高尾山口観光案内所・むささびハウス」も併設されており、その表示も「きざはし金陵M」だ。ガラス面で、しかも開店中で扉が解放されており、ちゃんとした写真が撮れなかったのがちょっと残念だった。

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使われていたのはこれだけだが、こういった駅のサインに使われるとは想定していなかったので、とても嬉しく思った。活字書体は印刷物に限定されるものではないのだ。このような使い方が増えることも、これからの楽しみのひとつである。

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せっかくだから、高尾山に登った。もちろんケーブルカーで。多くの登山客であふれていた。
by imadadesign | 2016-11-09 20:25 | 書体探索隊[グラフィック] | Comments(0)