人気ブログランキング |

千字文断章「造像」(2016年 9月)

今月は「造像」です。『造像記(一)』(遠藤秀紀編著、天来書院、2001年)所載の「牛橛造像記」拓本を参考にして、千字文の冒頭96字を制作してみました。
北魏の孝文帝は、漢化政策を急速に推し進め、漢民族王朝の伝統的首都である洛陽へ遷都するとともに、さらに仏教に深く帰依しました。多数の寺院や仏像が造営され、さらに崖地に洞窟をうがって磨崖仏を彫って石窟寺院を造営するようになりました。
龍門石窟の磨崖仏には、彫った動機や故人の冥福を祈る供養文、願い事を記した願文、そして年月や刻者の名前が「造像記」として刻まれました。そのうちのひとつが「牛橛造像記」です。

a0386342_20155486.jpg


背景の写真は墨です。

a0386342_20155411.jpg

a0386342_20155591.jpg

a0386342_20155518.jpg

by imadadesign | 2016-09-06 20:56 | 書体夢想曲[千字文断章] | Comments(0)